時代が「コンピュータ時代」から、データが総てを支配する「情報時代」へと変化しつつあります。新たな「情報時代」の基本技術はAI となり、AI 革命が起こっていると称されています。特に、AI革命で大きな影響を受けるのは研究業務であり、中でも「自律型(知的、オートノマス)研究」業務は大きな変化が予想されます。 創薬研究も、コンピュータの導入により自動化や遺伝子解析、種々シミュレーション、機器分析、データサイエンス等の多種多様な形で変化してきました。今後は(大規模)生成AIという、従来とはレベルの異なる強力なAI の利用やアシストが可能となります。このように時代や技術が大きく変わる現在、「コンピュータ時代」に培われた様々な創薬関連技術は、革命的技術である(大規模)生成AIを取り込み、支援を受ける「情報時代」型の創薬技術が求められ、更なる発展が期待されます。 本ブログでは、正に「情報時代」に相応しい新時代型の創薬研究について討論、その未来形について考えてまいります。興味を持たれましたら、是非積極的に参加、ご討論いただければ幸いと存じます。
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
新年のご挨拶