インシリコデータが管理しておりましたインシリコスクリーニングブログは、ブログの名称を「楽しくて、失敗が無く、良く理解できるインシリコ毒性スクリーニング学習塾」とし、研究分野を超え、研究者や製造/販売等の多くの方々が気楽に参加でき、情報交換できる場を提供する新たなブログとして出発いたします。
先のブログにおいて記述していました内容は新ブログにおいても役に立つ内容なので、参考情報として残します。 ご参照ください。
旧ブログ案内文: 本ブログではタイトルにも書きましたように、化学多変量解析/パターン認識(ケモメトリックス)による仮想(インシリコ)ADME/Tスクリーニングに関する情報をアップ致します。主たる議論や大まかな情報は(株)インシリコデータのホームページに掲載されています。従いまして、このブログではインシリコデータのホームページで扱うことが難しい、細かな内容を主として扱う予定です。
現在の薬理活性をターゲットとするインシリコスクリーニングはドッキングを基本技術として展開されています。従って、その基本原理から薬理活性以外の特性をターゲットにしたインシリコスクリーニングは実施できません。本ブログで議論する仮想(インシリコ)ADME/Tスクリーニングの基本技術は化学多変量解析/パターン認識(ケモメトリックス)です。従いまして、その適用範囲は薬理活性はもちろんのこと、ADME、毒性(安全性)、物性等のスクリーニングも実施可能です。これにより、インシリコスクリーニングの基本が大きく変化し、拡大します。また、動物実験代替法としての適用や、化合物安全性規制等に対応したインシリコスクリーニング等への適用も期待されております。
多くの異なる分野の基礎知識を必要とする学際研究分野ですが、この基本技術をマスターすればさらなる応用が可能です。一例として機器スペクトル解析、法化学/法医学への展開、バイオ関連分野への展開等様々な分野への展開が実際に行われております。このブログを通じて、様々な研究分野で利用が出来、時代の変化に耐える研究技術の構築の一助になれば幸いです。