先のブログで公表した著作に関する報告は、表題のみであった。これだけでは、著書の詳細な内容が不明で、どのような内容が書かれているか不明であるので、以下に本著(分著)の目次を掲載します。是非、参考にしてください。
書籍表題:『デジタルトランスフォーメーション 事例100選』
分著:湯田 浩太郎
第9章医療、第8節
「化学データサイエンスおよび人工知能による
インシリコ創薬から自律型創薬へ」
目次:
1.イントロ
1.1時代の変化:「コンピュータ」時代から「情報」時代へ
1.2コンピュータの「自動化」時代から、「情報活用の自律化」時代へ
1.3「自律化」時代を先導するデータサイエンスや人工知能
1.4「自律化」時代の創薬
1.5「自律化創薬」の展開に向け、過去から現在のインシリコ創薬を知る
2.データサイエンス(ケモメトリクス)とAIの関係
2.1データサイエンスと最近のAIをつなぐ基本技術:機械学習
3.化学分野でのデータサイエンスとAI
3.1化合物構造(アナログ)情報のコンピュータ(デジタル)での扱い
3.2化合物の曖昧性及び多面性への対応
4.化学分野でのデータサイエンスやAI(人工知能)の実行プロセス
4.1化合物情報のコンピュータへの入力と解析実施及び結果の解読
4.2データサイエンスシステム(ADAPT)のブロックダイアグラム
4.3化学分野へのAI(人工知能)適用上での問題点
4.3.1サンプル数の問題
4.3.2要因解析が困難
5.創薬への適用(創薬研究の基本スタイル、創薬戦略、創薬戦術)
5.1現代から近未来の創薬スタイル:「自動型創薬」から「自律型創薬」
5.1.1研究者の日常的研究業務スタイル
5.1.2現在の創薬スタイルとは:実験の自動化を行う「自動型創薬」
5.1.3今後の創薬スタイル:研究者の創造的仕事を助ける「自律型創薬」
5.1.4「自律型創薬」とは:解析、判断、決定、方向性を伴う創薬
6.過去から現在における創薬アプローチの概観(戦略レベルと戦術レベル)
6.1戦略レベルでのアプローチ
6.1.1インテグレーテッド概念
6.1.2早期ADME/T
6.2戦術レベルのアプローチ
6.2.1総合的アプローチ
(A)並列創薬
6.2.2リード候補化合物探索へのアプローチ
(A)リード候補化合物検索
(B)リード候補化合物再構築
6.2.3リード化合物の設計
(A)QSAR (Quantitative Structure Activity Relationships)関連
(B)3D-QSAR
6.2.4スクリーニング
(A)リアル化合物のHTS(High Throughput Screening)
(B)仮想化合物のHTS
(C)マルチ活性スクリーニング
(D)活性/ADME/毒性/物性の同時スクリーニング
6.2.5薬理活性のリストラクチャリング
(A)活性リストラクチャリング
(B)マルチ活性リストラクチャリング
6.3AI(人工知能)を用いた創薬
7.まとめ