2024/06/09

データサイエンスや人工知能によるインシリコ創薬関連著書 : 目次です。

 先のブログで公表した著作に関する報告は、表題のみであった。これだけでは、著書の詳細な内容が不明で、どのような内容が書かれているか不明であるので、以下に本著(分著)の目次を掲載します。是非、参考にしてください。

書籍表題:『デジタルトランスフォーメーション 事例100選』

  分著:湯田 浩太郎

    第9章医療、第8節

「化学データサイエンスおよび人工知能による 

            インシリコ創薬から自律型創薬へ」

目次:

1.イントロ

1.1時代の変化:「コンピュータ」時代から「情報」時代へ

1.2コンピュータの「自動化」時代から、「情報活用の自律化」時代へ

1.3「自律化」時代を先導するデータサイエンスや人工知能

1.4「自律化」時代の創薬

1.5「自律化創薬」の展開に向け、過去から現在のインシリコ創薬を知る

2.データサイエンス(ケモメトリクス)とAIの関係

2.1データサイエンスと最近のAIをつなぐ基本技術:機械学習

3.化学分野でのデータサイエンスとAI

3.1化合物構造(アナログ)情報のコンピュータ(デジタル)での扱い

3.2化合物の曖昧性及び多面性への対応

4.化学分野でのデータサイエンスやAI(人工知能)の実行プロセス

4.1化合物情報のコンピュータへの入力と解析実施及び結果の解読

4.2データサイエンスシステム(ADAPT)のブロックダイアグラム

4.3化学分野へのAI(人工知能)適用上での問題点

4.3.1サンプル数の問題

4.3.2要因解析が困難

5.創薬への適用(創薬研究の基本スタイル、創薬戦略、創薬戦術)

5.1現代から近未来の創薬スタイル:「自動型創薬」から「自律型創薬」

5.1.1研究者の日常的研究業務スタイル

5.1.2現在の創薬スタイルとは:実験の自動化を行う「自動型創薬」

5.1.3今後の創薬スタイル:研究者の創造的仕事を助ける「自律型創薬」

5.1.4「自律型創薬」とは:解析、判断、決定、方向性を伴う創薬

6.過去から現在における創薬アプローチの概観(戦略レベルと戦術レベル)

6.1戦略レベルでのアプローチ

6.1.1インテグレーテッド概念

6.1.2早期ADME/T

6.2戦術レベルのアプローチ

6.2.1総合的アプローチ

(A)並列創薬

6.2.2リード候補化合物探索へのアプローチ

(A)リード候補化合物検索

(B)リード候補化合物再構築

6.2.3リード化合物の設計

(A)QSAR (Quantitative Structure Activity Relationships)関連

(B)3D-QSAR

6.2.4スクリーニング

(A)リアル化合物のHTSHigh Throughput Screening

(B)仮想化合物のHTS

(C)マルチ活性スクリーニング

(D)活性/ADME/毒性/物性の同時スクリーニング

6.2.5薬理活性のリストラクチャリング

(A)活性リストラクチャリング

(B)マルチ活性リストラクチャリング

     6.3AI(人工知能)を用いた創薬


7.まとめ